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第6回 歴史文化教室(新居浜)

 11月11日(土)、今年度最後の歴史文化教室が開催されました。今回は、新居浜の別子銅山に関する学習です。児童17名、保護者2名、指導者5名が参加しました。

 まず、別子銅山跡地を利用して鉱山のテーマパークにした観光施設マイントピア別子に行きました。ここでは、まず日本初の山岳鉱山専用鉄道を復元した鉱山鉄道に乗って観光坑道に向かいました。この坑道には、別子銅山の歴史や採掘の様子を学習できる展示物や模型、採掘の模擬体験アトラクションなどがあり、子どもたちは熱心に楽しんで学習をすることができました。

 その後、砂金採り体験パークで砂金採りを体験しました。子どもたちのほとんどは、この体験を非常に楽しみにしており、中には一獲千金を狙っている子までいたようです。実際にやってみると、なかなか思うようには採集できず、四苦八苦。でも、誰もが金・銀・水晶・アメジストなどの宝石のどれかを採って帰ることができ、大満足でした。

 昼食の後、別子銅山記念館を訪れました。ここは、守り神である大山積神社の隣に、鉱山らしく半地下の建物で、見学を進めるとだんだん地下に降りていくという趣のある形式の建物です。まず館長さんから別子銅山についてプレゼンテーションをしていただいた後、自由に館内を回りました。銅鉱石を触ってみたり、精錬する仕組みを学んだりして、充実した時間を過ごしました。

 大洲市立博物館に戻ってから、閉講式を行いました。今年度は、全6回すべての教室を進めることができ、35名の受講生のうち4名が全回出席という熱心な取り組み状況でした。参加したすべての児童に修了証を配付し、今年度の行事を終えることができました。一生懸命学習に参加してくれた児童のみなさん、熱心にご指導いただいた指導者の方々、大変ありがとうございました!