第3回歴史文化教室(勾玉づくり)

 8月24日(土)、第3回歴史文化教室が開かれました。今回は勾玉づくり体験です。今回の参加者は、児童24名、保護者1名、指導者5名、合計30名でした。

 最初に、勾玉について学びました。勾玉とは、古代の神器・装飾品です。古代の人はこれを硬い石で作り、首にかけていたそうです。今回は、滑石を使って作ります。

 いよいよ勾玉づくりです。まず、大まかにデザインを下書きします。サンドペーパーややすりを使って、ねらいのラインまで削っていきました。削るほどにたくさんの粉があふれてきます。なかでも難しかったのは、勾玉の腹の部分をけずるところです。丸やすりや丸めたサンドペーパーを上手に使って整えていました。大体形が整ったら、一度水で洗い、タオルで拭いてよく磨きます。最後に、ひもを通して完成です。みんな、時間が余るくらい早く仕上げることができました。滑石をできるだけ大きく使った勾玉や、逆に小さな勾玉、尾の部分を丸く仕上げたものや細くとがらせたもの、なかには、二人の勾玉を合わせるとハートの形になるものなど、様々な勾玉が完成しました。

 最後に、みんなで勾玉を首にかけて、パチリ! きっと、これからみなさんを守ってくれるパワーストーンとなることでしょう。満足した表情をじっくりご覧ください。